城と城壁
旅人を迎える門が、軍勢を食い止めることもありました。塔や城壁をたどり、人々が都市や王国を守るために築いた境界を見つめます。
01 · 日本 · 1609年
姫路城
明治初期の1870年代、姫路城は廃城令の中でわずかな金額で競売にかけられ、ある個人が瓦や木材の売却を目的に買い取った。しかし丘の上にそびえる6階建ての巨大天守を解体する費用を計算したところ、得られる資材の価値を上回ることが判明し解体を断念した。日本で最も壮麗な城郭建築は、解体費用が高すぎたという理由によって奇跡的に解体を免れた。 関ヶ原の戦い後、池田輝政により1601年から1609年にかけて現在の大天守群が築城された。白漆喰総塗籠造の優美な姿から「白鷺城(しらさぎじょう)」と称されるが、その白壁は単なる装飾ではなく火矢を防ぐための高度な防火コーティングであった。
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